ここの所「週刊少年ジャンプ」に掲載されている人気連載漫画陣が続々と終了している。2014年に連載が終了した「NARUTOーナルトー」を始め、今年の2016年からは、「暗殺教室」(全21巻)、「BLEACH」(既刊73巻、最終巻74巻)「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(全200巻)。子どもの頃から慣れ親しんでいた有名な漫画だけに連載終了を惜しむ声も多い。
今や、コミック数40巻を超えて連載している漫画は、たった3作品を残すのみとなった。現在「週刊少年ジャンプ」にて長期連載をしている3作品は、1997年34号から連載開始となった「ONE PIECE」(既刊82巻)、2004年2号から連載の「銀魂」(既刊65巻)、2008年25号から連載の「トリコ」(既刊40巻)。
その3作品の中でも、「ONE PIECE」は最終章に向かって走っているような感覚はあるが、まだしばらくは続きそうで、「銀魂」に関しては、最終章真っただ中。「トリコ」も最終回が囁かれている。
地味にと言うか40巻には満たないまでも長期連載中であることは間違いない「HUNTER×HUNTER」(既刊33巻)も1998年14号から連載と「ONE PIECE」についで事実上長期連載組ではある。ではあるが、「HUNTER×HUNTER」の作者でもある富樫先生の腰痛の持病により、度たび長期休載をしており、このような巻数となっている。
子どもの頃から読んでいた「週刊少年ジャンプ」も長期連載が終わることで、我々大人たちもジャンプを離れる時が来たのかもしれない。ジャンプとは長年連れ添ってきた相棒のようなもので、いつまでも傍に置いておきたいと思うのも事実だが、元々ジャンプは「少年誌」そろそろ、次の子どもの世代にバトンタッチをしてもいい時期なのかもと思うと、ちょっと心が切なくなるそんな筆者であった。
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